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メゾン・ド・そらコウ

花子さんとはな子さん

先日、テレビを観て久しぶりに泣いた。
それもかなり泣いた。
そのドラマは、戦時中と戦後、ぞれぞれの時代に実際に生きた2匹の象の話でした。

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象の「花子さん」は、戦渦の中、上野動物園で餓死させられてしまう。
当時の事情は避けられないものとしても、飼育委員さんの気持ちを考えると
すごく胸が痛みます。
このことは、教科書にも載った有名な話だそうです。
8月のこの時期に「戦争」という言葉だけでは済ませたくないけど、動物にまで人間
の勝手な都合を押しつけた不幸な出来事な気がして、当時、他の動物を担当した飼育員さん達も辛い思いをしたはずです。

話は後半。
もう一匹の「はな子」さんは、戦後、初めて日本に来た象で、現在も井の頭動物公園
で静かに暮らしています。
花子さんとはな子さん_a0023351_20213649.jpg

寂しさやストレスから、悲しい事件を起こしてしまうけど、献身的な飼育委員さんの
お陰で、徐々に心を開いていき、今年は還暦の60歳を迎えたそうです。
その飼育委員さんは、親子2代に渡ってはな子さんを担当したようで、息子さんはそ
の様子をで書いています。
花子さんとはな子さん_a0023351_2020713.jpg

ここで、この本の事や、ドラマの事は詳しく書きませんが、改めていろんな事を考え
させられました。
そして、はな子さんがまだ実在していることを知り、いてもたっても居られなくな
て、次の日に会いに行きました。
実際の花子さんはというと、お婆ちゃんな感じはしましたが、ず〜っとホースで遊ん
でいて、愛くるしい顔をしてました。ほんとに、ホース大好きみたい!
象ってこんなに優しい顔してたっけ?
夕方、お家に入るところや、食事するところも見ることが出来て、本当にラッキーで
した。

猛暑の中、久しぶりに動物園に行ったけど、なんだか動物達はみんな元気そう。
またはな子さんには、是非是非、逢いに行きたい!!




はな子さんの余韻に浸りながらも、一気に現実の世界へ。

花子さんとはな子さん_a0023351_20181748.jpg阿佐ヶ谷の七夕に行きました!
近いせいか、毎年行ってしまうとこ。
別に何を楽しみにしてるってワケじゃないけど、ついつい(笑)

とにかく、いろんなことに暑い1日でした。
by soracotyan | 2007-08-07 20:32 | 日記
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